現在取り組んでいる事業がどのようにSDGsと関連しているのかを紹介します。

こども広場ひかり(放課後等デイサービス)・すまいる(日中一時支援)

子どもたちを取り巻く環境は発達支援に大きくかかわってきます。 養育者や支援者、行政などと連携しながら、課題に向き合い寄り添っています。飢餓や貧困がすぐ隣にあるという実感は希薄かもしれません。 しかし2020年厚労省からの発表では国内の貧困率が13.5%とされています。また、ひとり親世帯の貧困率は48.1%に上ります。17歳以下の7〜8人に1人、260万人の子どもが貧困状態にあります。教育の支援もまたひかりの大切な一面です。子どもたちの成長に合わせた性教育も必要です。日本が先進国の中でも一番立ち遅れている部分です。特別支援教育の充実も求めながら、子どもたちの学びの困りごとに寄り添い、支援を続けます。

環境問題に向き合うことは、自分たちが住み続けられる地域をつくり、地球の環境を保全することにつながります。身近なことでできる取り組みを続けていくことはとても大切なことです。節電やリサイクル(ゴミの分別)など子どもの力でも興味をもって取り組める実践を重ねることで、自分たちの地道な行動が世界を変えていく力になることを実感してもらっています。

平和だからこうして勉強や遊びができることを、日常から学んでもらうことに力を入れたいと考えます。そして誰かに頼ること、一緒に取り組むこと、一人でやるよりも成果が大きくなることをイベントなどから学んでもらいながら、連携と協働の大切さを実感してもらっています。